さいごに
きみがくれた
メールを
さくじょしたよ

ふたりで
つないできた
ことばが
ここでとぎれる

みえなくても
かんじることが
ほんとうだとわかるから

きみがのこしたものを
うしなうときの
しずけさがぼくはこわい

なみだはいらない いまはいらない
なにもかもかわらないさ
めをとじてだきしめて
そうすればぼくもきみもまた
ひとりじゃない

みあげたふゆぞら とおいあのそら
そこからなにがみえるの
このさきにあるみちは
やくそくをはたせないままに
どこへつづく

こごえた
くちびるには
きえない
きみのきおく

じかんが
うばうすべて
こころが
ひきとめている

しあわせだと
きずいていても
しあわせにとどまれない

あいはどうしていつも
つよすぎるほど
いやせないきずをつける

なみだはいらない いまはいらない
ぼくたちはおわらないさ
めぐりあいむすばれた
このまちはぼくときみをまた
おぼえてるよ

みあげたふゆそら とおいあのそら
そこからなにがみえるの
かわらないおもいでか
かなしみをのりこえられるひを
ただしりたい

Composição: