もうぼくたちにことばなどいらない
むねによりそってねむるきみかぜはよあけをつげる

きみはひかるしずくあつめたリヴァー
きらめいておどりながらうみへむかう

ぼくはきみのながれを
だきしめひろがるうみさ
やっといまたどりつくあいに

わかいながれははやいけどつめたい
いわにきずついてあめをうけ
かわはゆるやかになる

ながいたびのあいだなにがあっても
いまのきみがかがやいていればいいさ

うみはすべてつつんで
みなもでとりははばたく
きめられたこのときをまって

かすかにめざめたきみの
なみだでにじんだほほに
そっといまくちづけるあつく

ぼくはきみのながれを
うけとめひろがるうみさ

Composição: