こわがらないで
てあたりしだいに あかりつけなくても
いつかひとりぼっちのよるは あけてゆくよ
ころんだひは
はるかとおくに かんじていた けしきも
おきあがって よくみると
なんか たどりつけそうじゃん
きみのだいすきだった うた
まちにながれる
それはぐうぜんがぼくにくれた
さりげないおくりもの

たびだちのうた さあ どこへゆこう
またどこかでであえるね
とりあえず「さようなら
じぶんがだれか わからなくなるとき
きみにかたりかけるよ
でも もし きこえていたって
へんじはいらないから

たいせつなものをなくして
またてにいれて
そんなくりかえしのようで
そのたび あたらしくて
もうこれいじょう なみだながしたり わらいあったりできない
といってたって やっぱりひとこいしくて

いまがだいすきだって ちゅうちょなどしないでいえる
そんなふうに ひびをきざんでゆこう
どんなばしょにいても

はじまりをいわい うたうさいごのうた
ぼくはいま てをふるよ
かなしみにさようなら
つかれはてて あしがとまるとき
すこしだけ ふりかえってよ
てのとどかないばしょで
せなかをおしてるから

たびだちのうた さあ どこへゆこう
またどこかでであえるね
とりあえず「さようなら
じぶんがだれか わすれそうなとき
ぼんやりおもいだしてよ
ほら ぼくのからだじゅう
えがおのきみがいるから
せなかをおしてるから
でも へんじはいらないから

Composição: Sakurai Kazutoshi